昨日はせっかくの振替休みだったのですが、
足を怪我していること、雨が降っているなど
条件が重なったため、家でずっと過ごしていました。
そういう時には気軽にお話できる友達に電話しよう!と
思ったものの、みんな仕事に子育てに忙しい…。
そんなわけで隠居生活を謳歌している伯母に電話をかけてみました。
伯母は洋服を作る人で、この年になっても1人でヨーロッパに行って
生地やボタンを買いつけてきます。
美術や歴史の学識に富んでおり、
年齢を通り越して、話をしていていつも新鮮な気持ちになるのです。
そこで最近の私のテーマである「デザイン」の話などをしたのですが、
一番興味深かったのが、
「老人が1人で外に出歩いても、楽しいモノがない」ということ。
若者は一人で街に出たとして、
映画あり、ゲーセンあり、デートスポットあり、ショッピングスポットあり、
あらゆる楽しみを見つけることができます。
そんな中から消費してお金を循環させていくのですが…。
お金を持っていても、高齢者には遊ぶところがない、と伯母は言うのです。
だから旅行に行ったり、お寺参りしたり、美術館を巡ったりして
グルメに勤しんで、ありあまる時間を潰している、とのお話。
そうでなければ、家でテレビを見て楽しむしかない、とも言うのです。
なるほど~と思いました。
高齢の方が1人で街に出て、楽しめるスポットがあったらなぁ。
…ビジネスチャンスにつながるのではないか、と思いました。
高齢者コミュニティを形成するというのではなく、(老人会とか趣味の仲間で集うとか)
おひとりさま高齢者がおひとりさまで楽しめるエンターテイメント。
映画なんてどう?と伯母に提案してみると
「映画だってアクションとか若向きがほとんどで、老人向きなのはほとんどないわ。
それに老人向きのストーリーだと映画会社も利益がでないでしょう。
そんな映画、ないと思わへん?」と。
超高齢社会を迎えている日本。
もし私が起業することになったら、シニアビジネスに参入したいなーと思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿