2011年4月2日土曜日

東京から奈良まで自転車の旅 二日目 沼津から焼津

朝6時起床。

天気予報をチェックすると、午後から雨の予報。
午前中しか移動できないとすると、
どこまで行けるか…ということに頭を巡らす。

中途半端なところで雨に降られたら最悪だし、
宿泊施設がありそうな町で、どこまで行けるか。
希望としては御前崎まで行って、風光明媚なところで
腰を据えたいのだけど、そこまで走れないだろうな…と。

で、考えついたのが焼津。
焼津から御前崎までは町らしい町が見当たらないし、
焼津ならきっと美味しい魚が食べられるに違いない、と。

東日本大震災以来、お刺身が恋しかったので
(なかなかスーパーに入荷されなかったので)
ここぞとばかりにお刺身を食べよう!と思ったのでした。

7時にホテルをチェックアウトして、一路静岡市へ向かいます。
田子の浦などなど富士山を右手に眺めながら
平地をどんどん走ります。

そして富士川を越えました。
富士山も見えました!!

このあたりはずっと平地だったので
どんどん進みます。

というか、平地すぎてやや退屈でした。

しかし、静岡県内はバイパスがとても多いです。
バイパスは自転車通行不可であることが多く、
通行可能だとしても交通量がとても多く、
トラックなどがばんばん走っているので生きた心地がしない、とのことで、
私はあえて国道1号を走らないよう、脇道を走って移動しました。

昨日、箱根山の峠越えをしたので、
もう登りはないだろう、と油断していたのですが・・・。
ありました。登りが。

ひとつめは「さった峠」という本当に小さな峠道です。
国道1号の脇にあって、
由比から興津まで抜ける道です。

いきなりの坂道到来にビビリました。苦笑

自転車押して歩いていると、
後ろからきたおばさまが話しかけてくださいました。
お天気がいいときは毎日散歩しているのだそうで、
ここが昔の東海道だったとか、静岡の名産、静岡の歴史などなど
みかん畑に囲まれた峠道を歩きながらお話してくださいました。
とても有意義なひと時でした。

山頂の峠でお別れして、あっという間に下ってきてしまった私。
興津側にあった看板。

ふたつめの登り坂は大崩海岸という用宗から焼津に抜ける道です。
ここはとっても景色がよくて、走り応えがありました。
登り坂じゃなければ、本当に本当に気持ちいいだろうな~と。
大汗かきながら自転車を押したり、時々漕いだり。

そして気がつくと焼津市に突入。


焼津港に到着したのがお昼過ぎ。
ここまではとってもお天気がよかったのに、
急に雲行きが悪くなってきました。

おなかもすいたので、旧港の「与作寿司」という港の食堂に入りました。
そして、地魚のお刺身6点盛り(1260円)を注文。

めっちゃ分厚くて新鮮なお刺身!!ボリューム満点!!
かなり思い出に残る食事となりました。

静岡おでんや焼き魚なんかもあって、
メニュー内容はかなり充実!

こちらで情報収集して、今夜の宿を決め、
早々にホテルで体を休めることにしたのでした。

14時過ぎには雨が本降りで降り出し、
己の判断力に自信を持ち、
二日目の旅を終えたのでした。


Dst:78km
Av:20km/h
Tm:3時間50分

一日目 東京から沼津はこちら

2 件のコメント:

  1. senapapaです。
    2日目はひたすら、楽しそうですね。
    自転車の旅は、寄りたい所に寄る、止まりたい所で止まるが基本です。
    そういう乗り物ですから。
    それを満喫されているのが、とても羨ましいです。
    3日目がとても楽しみです。

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  2. ◆ナオさん
    コメントありがとうございます!
    初日も大変でしたけど、楽しかったですよ♪
    二日目は旅に対して少し余裕が持てた
    一日だったのかもしれません。
    止まりたいところですぐに止まれる便利な自転車。
    本当に頼もしい旅の相棒です。

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