2010年10月30日土曜日

ライフハック心理学出版記念セミナー

愛読している「ライフハック心理学」の作者、佐々木正悟さんが
この度ブログタイトルと同じ「ライフハック心理学」という本を
出版されました。
その出版記念セミナーに参加してきました。

出版記念セミナーということで、
書籍を購入してから参加するのがスジなのでしょうが、
立ち寄った本屋には置いておらず。。。
仕方なく手ぶらで参加することに。

セミナー料金2000円。
なのに!モレスキンのノートが付録!!(嬉しい)
私はピンクのモレスキンノートをいただくことにしました。

そもそも、ライフハックとは何か。

行動を分析することで、衝動を有効活用するデザインを作ること

とおっしゃっていました。
とことん、行動を分析することが必要なのです。
自分の行動を分析して、何が面倒だと感じるのか、どこでつまづくのか。
それを発見して、対処する。
それこそがまさにライフハック。

佐々木さんはライフハックは継続する必要がある
とおっしゃっていました。

継続、といえば習慣です。

学習し、いかに早く覚えられるか。
ここで動画を観ました。
どんな動画か、というと犬に芸(ゴロンと一回転する)を
仕込んでいる動画です。

犬に芸を仕込ませるには。
そう、おやつ、つまりご褒美が必要なんです。

人間も同じです。
多くの環境が報酬をもたらすと習慣化しやすいのです!
つまり、楽しかったり嬉しかったりすると習慣化しやすい。
そして、外からの報酬系は
自分のモチベーションを上げるのに非常に有効です。

逆に悪癖、悪習を絶つには
環境を動かしてしまい、報酬系を遮断すること。

習慣化しないジョギング。どうしたら続くか、という具体例では
•考える時間を作らない
•人の力を借りて強制的に気持ちを駆り立てる

というライフハックを語られていました。
そのうち走ることが楽しくなり、快の感情から報酬化できる、と。

この報酬化までできてしまえばしめたものです。
そこに行き着くまでには
とりあえず強迫観念的に考える時間を作らず「続けること
強迫観念的、というのがポイントだと感じました。


さらに、実行意図についてのお話もありました。

そもそも実行意図って何?
→それを手がかりにモチベーションを思い出すもの。
 時間だったり場所だったり。

ここで結論。
先送りしないマインドハック
何かをする時間と場所をイメージしただけで
実行できる確立が飛躍的に高まる!

行動を切り替えるには大きな精神力が必要です。
イキナリは難しいし、負荷がかかりすぎます。

そう、準備が大切なのです。

何時にどこで何をするか。
具体的なイメージを持つことができれば、
なんとなく「できそう」と思うではありませんか。

そして実際に行動に移してみる。
上手くできたか、できなかったか。


行動を分析し、補正を繰り返してつまずきをなくすようにしていく


まさにライフハックの王道、だと感じました。


ライフハックセミナーらしく、
佐々木さんは「タスクシュート」を利用し、
行動記録をつけながらセミナーを進行されました。
それを見ていて感じたことは、
大きな修正よりも小さな修正を積み重ねていった方が
質を下げずに予定どおり行動できる、ということ。
私もタスクシュート、使ってみたくなりました!


その後のセミナー2次会にも参加させていただきましたが、
ライフハック好きの方々との濃い話で私はとても楽しかったです。
toodledoとかiPhoneとかiPadとか。
こんなに楽しく情報交換ができてしまっていいのかしら、と思うくらい。
タスク管理、時間管理のお話は
もっともっとディスカッションしたかったです。


それにしても。
早く「ライフハック心理学」の本を手に入れたいな…。